旅行をめぐるトラブルの実情 |
旅行をするためには、
個人で直接、航空会社や鉄道会社からチケットを買い、
ホテル等に予約を入れて手配することができます。
だけどほとんどの旅行者は
旅行のプロである旅行業者のパック旅行を
利用しています。
プロの旅行業者に頼むメリットは・・・
@手間を省ける・・・自分で予約しなくてよい
A比較的安い
B安心感がある・・・手配もれなどの心配がない
C個人では予約できないところを利用できる
Dトラブルが起きたときに対応してもらえる
などがあります。
しかし
プロの旅行会社に頼んだ場合でも
このような苦情があげられています。
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■パック旅行を電話で予約しただけなのに、キャンセル料を請求された。
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■パンフには「海の見える部屋」と書かれていたが、実際には海が見えなかった。
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■ネット上のホームページから申し込みをしたが、
その後ホームページが閉鎖され、何の連絡も取れなくなった。
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旅行会社の選び方 |
そこで
旅行会社を選ぶ際の
チェックポイントを紹介します。
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□旅行業登録されているか? |
日本で旅行業を営む者は、
観光庁長官または都道府県知事の行う登録を受けなければなりません。
観光庁の観光産業課、都道府県の旅行業担当部署に問い合わせると、
登録の有無が確認できます。
※旅行業協会、ボンド保証会員かどうかも旅行業者を選ぶ際のポイントです☆
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□キャンセル料の発生時期は? |
旅行者にキャンセル料の支払い義務が生じるのは、
あくまでも旅行契約が成立した後です。
旅行契約とは、旅行者が、申込書および申込金を旅行業者に提出し、
旅行業者がこれを承諾して申込金を受理した時点で契約が成立します。
※いくつかの例外もあるので注意が必要です。
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□キャンセル料の金額は? |
旅行内容の種類によって支払うべきキャンセル料の金額は異なりますが、
いずれの場合でも旅行業者は取引条件説明書面や契約書面に
キャンセル量を明示する義務があります。
旅行をする場合は、キャンセル料がいくら発生するのかよく確認しておくべきです。
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□燃油サーチャージは? |
空港を利用する旅行では、
旅行代金以外にも空港施設使用料や空港税などの費用が必要です。
近年、、燃油サーチャージをめぐるトラブルが増えています。
燃油サーチャージとは
昨今の原油高の影響を受けて、
国土交通省航空局より認可を受けた国際線の航空会社が燃料価格の一部につき乗客に請求しているものです。
燃油サーチャージの額を明示することが義務付けられていますので、
旅行を申し込む際はきちんと確認しましょう☆
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